犬種

Jack Russell Terrier

毛質: 黒、茶、黄褐色の模様よりも白が優勢でなければならない

 子犬のうちは模様がさまざまですが、成長するにつれて毛足の長さや質、概観、体型などに個性が出てきます。
 キツネ狩りを愛したイギリスのReverend Jack Russell牧師が、理想の猟犬を求めて、この賢く、勇敢で、粘り強く、エネルギッシュでコンパクトは犬種を生み出しました。体はキツネの巣穴にぴったりで、関節に柔軟性があり、垂れ下がった耳があり、ハンターが獲物と間違えないよう白い毛並みをしています。
 品質を管理するために、ある飼い主は『一緒に荒っぽいことをしています。遊んでいるときに誰がボスなのか教えます。子犬のうちから訓練を開始することが大切です。成長してから訓練してもうまくいきません』と言っています。他の飼い主は『手に負えない奴と考えるよりは、その変わった性質を楽しんだ方がいい』と言っています。
 この不屈の追跡者は、動く物を向こう見ずに追う傾向があります。車の流れに飛び出さないように注意しましょう。
かわいらしい外見をしていますが、非常に気が短くてわんぱくなので、残念ながら、誰にでもすすめられるという犬種ではありません。
 名前と基準は流動的です。ACKでは2003年4月に名前をジャック・ラッセル・テリアからパーソン・ジャック・ラッセル・テリアに、犬種をテリアグループからmiscellaneous (種々雑多の意)クラスに変更しました(パーソン・ジャック・ラッセル・テリアという名前を利用しているケンネルクラブもあります)。KCでは、より長い脚を持ったものだけパーソン・ラッセル・テリアと認めています。
スムースタイプの被毛のケアとしては、週に1度はブラッシングをして、むだ毛を取り除いてあげましょう。ブロークンタイプは時々、ストリッピング(手で毛を抜くこと)が必要です。

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Cairn Terrier

 見た目どおり、強い個性があり、早期に厳しい訓練が必要です。また、飼い主も訓練を行なえるような肉体的強さと技術が求められます。あるブリーダーは『あまり跳ね回らせてはいけません』と言っています。長く歩かせることが重要ですが、鎖から手を離すようなことはせず、しっかり管理しましょう。
 ミニチュア・ブルテリアとは犬種が異なりますが、大きさはほとんど差がありません。高さや体重以外の基準は変わりません。ミニチュア・ブルテリアの方が性格が穏やかで、小さいので扱いやすいです。
 毛の手入れは簡単で、その屈強な風貌にも関わらず、皮膚はデリケートです。子犬の毛は薄く、成犬と比べると不揃いですが、段々と豊かなふわふわとした毛になります。毛の色も変わる場合があり、成長した後も変わり続けています。垂れ下がった耳は3-4ヶ月でぴんと立ちます。
 この明るく、警戒心の強い犬種は、人間の子供の良い友達になります。『オズの魔法使い』のトトはケアーン・テリアです。トトのように、この犬種は勇敢で強い意志を持ち、ひるむことなく困難に立ち向かいます。
 スコットランドの土壌を十分な深さまで掘れないために真下の巣穴で生活するキツネを狩るために探し回る岩山からその名前が付けられています。牛を保護する上で長い間活躍しているこの犬種はテリアグループで最も古いと考えられていて、スコッチテリアの先祖である可能性があります。スコットランドのジェームズ1世はこの犬種をフランス王家に提供しました。
恐いもの知らずで活発なケアーン・テリアは、知的で好奇心が強く、気の強い性格で、テリア種の見本ともいえるような犬種ですが、意外に繊細な面も持っており、飼い主の期待に応えようと一生懸命になったりもします。知的な運動と肉体的な運動をバランスよくさせることで、従順で賢いペットとなります。
少々粗い被毛ですが、週に1回程度の手入れが必要です。また、毛がはえ変わる夏と冬には、ストリッピング(手で毛を抜くこと)をしてあげてください。

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Bull Terrier

毛質: 硬くて光沢がある。色は白、ブリンドル、ブリンドルと白、黒と白、赤と白(白い犬は、頭のてっぺんに白い模様も許可される)

 生まれたときにはスレンダーですが、一時的で、すぐにがっちりとした筋肉質の体に成長します。
 この犬種は英国でブルベイティングとベアベイティングのために誕生しました。勇敢で、紳士的な戦闘スタイルから、『白い騎士』と呼ばれていたこともありました。この競技が禁止されてからは、明るくてフレンドリーであると繁殖されましたが、闘争心は残っています。ある飼い主は『人間が好きですが、甘やかされた子供のようなものです。やると決めたらやるし、嫌いなことは忘れません』と言っています。
根強い人気種としてはホワイト種があげられますが、有色種も、ショードッグやペットとして絶大な人気を誇っています。愛嬌のある性質やしぐさは多くの人々を魅了し、現在も映画や広告にひっぱりだこです。
活発で、愛嬌があり、遊び好きです。頑固で、いたずら好き、わがままなところもありますが、元来とても気立てがよく、愛情深くて献身的な性質を持っています。
とても活動的なので、毎日運動を欠かさないことが大切です。また身体的な運動だけでなく、知的な刺激も与える方がよいでしょう。
毛並みの手入れにはそれほど手間をかける必要はありません。

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Border Terrier

毛質: 濃くてごわごわしている。下毛は短い。色は赤、青と黄褐色、灰色(青みがかった灰色)と黄褐色、小麦色(淡黄色)

 生まれたときの濃い色の特徴的な顔は、成長するにつれて明るい色になります。
 かつては羊を餌食にするキツネの狩りに利用され、スコットランドや英国の国境では番犬として活躍し、名前は小さなボーダー・テリアが巣穴に行って追い出す前にキツネを追いかける役目を果たしていたボーダーフォックスハウンドという犬種と組んでいたときに名づけられた可能性があります。
 成犬は強い顎と濃くて垂れ下がった皮膚を持ち、髭とカワウソのような風貌で知られています。テリアの中でも、この犬種は馬に乗ったハンターの後を走ることで発達した、長くて強い脚があります。コンパクトで丈夫な体を持ち、パワフルで精力的なため、かなりの運動が必要です。
テリア種には珍しく、群れで狩りをするように作られたボーダー・テリアは、テリア種のなかでももっとも人なつこく、従順な犬種のため、他の犬とも仲良くでき、学習能力が高いです。
また、いつも探究心に富み、忙しそうに動き回り、誰にでも友好的で従順な態度を示します。狩りをすることが大好きなボーダー・テリアは、独立心が旺盛で、チャンスがあればいろんなところへ散策に出たがります。
濃くて二重になり、硬くてごわごわした毛並は、藪や狭い場所でも保護されるように発達したものです。また、防水なので、濃い霧や豪雨にも対応できます。
 体のラインを清潔で美しく保つために、硬い被毛には毎日のブラッシングや定期的なトリミングが必要です。

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Bedlington Terrier

毛質: カールした、硬い毛と柔らかい毛。色は青、青と黄褐色、茶褐色、茶褐色と黄褐色、茶褐色と砂色、砂色、砂色と黄褐色

 生まれたときは黒か茶色ですが、すぐに黒い毛がなくなり、ゆっくりと灰色や茶褐色になりますが、親犬と似てくるのはもっと先です。
 この品種は、英国のノーサンバーランド州の炭鉱都市ベドリントンの鉱山作業員のペットで、上品な外観にも関わらず、密猟やネズミの捕獲、闘犬ショーに利用され、冷酷なファイターとして知られていました。
 また、今も昔も視覚と聴覚に恵まれた優れた狩猟犬で、追跡のときには俊敏さも見せます。このエネルギッシュな品種はダンディ・ディンモント・テリアとオッターハウンドの血を引いていると思われていますが、正確な起源や血統はわかっていません。
 警戒心と闘争心が強いこの品種は他の犬にも用心深さを見せますが、飼い主には従順です。家族との生活を心の底から楽しみ、常に穏やかで落ち着いています。優れた感覚を持っているので、番犬にも適しています。また、羊のようにトリミングができるため、『羊の皮膚をもった犬』とも呼ばれ、伝統的に繁殖が行なわれています。
かなり長めの散歩や、活発に跳ね回ったりする運動を取り入れたほうがよいでしょう。また、屋外での飼育はあまりおすすめできません。
毛並を維持するためには、専門のトリミングが必要です。自宅でも頻繁に毛づくろいしてあげましょう。櫛とワイヤブラシを使い、珍しい硬い毛と柔らかい毛が混ざった毛並の手入れをしてあげて下さい。

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Airedale Terrier

毛質: 荒くて硬い。色は体は黒や濃い色、頭、胸、脚は黄褐色。頭や耳の両側の模様な濃い。

 生まれたてのときは黒く、つま先や眉毛の周りに茶色の小さな模様があります。成長すると、毛は硬く、茶色くなります。生後6ヶ月ほどで大人の毛になります。
 この品種はグループ内でも最も大きく、『テリアの王様』と言われています。この賢く、勇敢で、明るく、敏感な犬は狩猟犬、警察犬、軍用犬としての才能を持ち合わせています。また、追跡や泳ぎが得意で、その能力は先祖であるオッターハウンドから受け継いだものです。
 けれど、好奇心が強く、感情的で、うるさく、落ち着きがないため、物をかじったり、動く物を追いかけたりすることが好きで、生涯ずっと特にはしゃいだり、いたずらをしたりします。ある飼い主は『うれしいときも、落ち込んだときも、人間と同じような反応を見せます。何事に対しても異常に敏感です』と言っています。
 プライドが高く、エネルギッシュなので、服従訓練は困難です。また、顎が強く、犬歯が大きいので、遊んでいるうちにお互い噛みついたり、けがをしたりする可能性があります。
しかし、毎日精神的な活動と肉体的な運動をさせてあげれば、すばらしい家庭犬になってくれます。常に他の犬を率いるリーダー犬でありたいと願う犬種なので、多頭飼いの場合、他の犬がその座につくとうまくやっていくことが難しくなりますが、自分より小さな犬たちとは基本的にうまくやっていけます。
ストリッピングは年3回ほど必要です。また、毎日の毛づくろいや定期的なトリミングを行ない、毛がからまないようにしてあげましょう。
また、耳を形よく整えるために、子犬の頃から耳の手入れをこまめにすることが必要です。

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Whippet

毛質: 硬くて光沢がある。色は黒、茶褐色、ブリンドル、赤、白地にこれらの色の模様(色の制限はない)

 子犬は比較的大きく、出生時で300グラムあります。1ヶ月ほどでほっそりとした体形になります。 
 この小さなレース犬(名前はwhipから由来)はもっと小さなグレーハウンドとテリア、イタリアングレーハウンドを交配させて誕生し、強い顎はウサギ追いレースやネズミ殺しコンテストで役立ちます。
走り、追いかけるために生まれた究極のスプリンターであるウィペットは、たくさんの運動が必要ですが、静かで可愛らしく、社交的な犬種です。ある飼い主は『成犬は仲間意識が強く、3-4歳で協力しあうようになり、別の家の犬とは遊んだり、走ったりしなくなります。もしウィペットを1匹だけ飼うと、仲間外れになるでしょう』と言っています。このように、肉体的にも精神的にも非常に敏感な犬種です。乱暴に扱ったり、荒っぽい態度で叱ったりしないようにしましょう。
加速しても驚くべき俊敏さと波打つような足取りが、グレーハウンドのスピードとマッチし、フルスピードで一緒に走るウィペットを目の当たりにすると息をのみます。
毎日、長時間散歩をさせたり、走らせたりすれば、アパートやマンションでも十分に飼える犬種で寒い気候が苦手なので、逆に屋外で飼うことは止めた方がいいです。雪の中や寒い気候でも走ったり遊んだりしますが、必ず体を休めるための温かい場所を室内に用意してあげてください。
被毛は、非常に美しい短毛で、犬独特の臭いもあまり気になりませんので、被毛のケアも最小限でよいでしょう。

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Saluki

毛質:滑らかで光沢がある。色は白、クリーム、黄褐色、金、赤、青、茶褐色、黒と茶褐色、トライカラー

 光沢があり脚の長い親犬とは比べ、子犬はとても小さいけれど、成長は早いです。ある飼い主は『遊ぶときの動きが早いウイペットの子犬と比べるとスローモーションのようで、動きが優雅に見えます。でも、賢くていたずら好きでダイナミックなので、目を離せません』と言っています。
 古い文献によると、この犬種(古代都市Saluqを表すアラビア語の名前)はシュメール帝国(紀元前7000-6000)からの彫刻の題材になっていると思われ、ツタンカーメンが好んだと言われていました(イスラムでは神聖なものと考えられているこの犬種は、犬は不浄の動物であるという一般的なイスラムでの判断からは除外されていた)。この俊足の狩猟犬は、聴覚と視覚が優れ、ガゼルやジャッカルの猟に利用されていました。軽快で優雅な走行スタイルは飛んでいるような印象を与えます。走る機会が多く必要なこの犬種は、すぐに最高速度に到達しますが、飼い主は追跡が始まったら呼び戻せなくなることもあることを考えていなければなりません。
 他の犬とも仲良くしますが、知らない動物に対しては恥ずかしがり屋で、飼い主に対して一途なので、他の人には愛想がないとか、人見知りをするとか思われてしまいます。さらに、繊細で感受性がとても強いため秩序のない遊びには参加しようともしません。なので、服従訓練は特に慎重にして下さい。
家の中では、非常に静かで落ち着きがあり、いつも暖かくて過ごしやすい居場所を確保しようとしますが、毎日、足場のよい安全な場所で自由に走り回るような運動が必要です。リードをつけて長めの散歩をしたり、ジョギングをしたりして十分運動させてあげましょう。
 短い毛並はケアの必要があまりなく、耳や尻尾の房毛は時々ブラッシングしてあげましょう。

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Petit Basset Griffon Vendeen

毛質: 硬くてごわごわ。下毛は短くて濃い。色は黒と白、黒と茶褐色、白とオレンジ、黒とにクロテンの模様、トライカラー。オーバーレイカラーには、黄褐色の上に白い模様がある黒やクロテンの上に黒というものがある

 生まれたときは、成長すると明るくなるビビッドカラーの毛色をしています。
 俊敏で能力の高いこの犬種はスピードよりも粘り強さとスタミナで有名で、元々は巣穴に隠れた動物を追跡したり、追い払ったりするために利用されていました。名前はフランス語で『小さく、低く、毛が荒いVendee(フランス西海岸の場所)の犬』という意味で、簡単にその略語であるPBGVと呼ばれることもあります。それよりも大きい別の犬種であるグランド バセット グリフォン ヴァンデーンは野ウサギの狩猟用に繁殖されました。
 この人懐っこい犬種は大きな声で吠えますが、それもまれで、ある飼い主は『他の犬や人間とも仲良しです。フレンドリーな平和主義者ですよ』と言っています。ただ、少々頑固で独立心が強く、地面に穴を掘ったりする傾向もあります。
ゆったりとくつろいでいるだけでは到底満足するような犬種ではありません。毎日の運動が不可欠ですが、リードをつけて散歩をさせたり、庭で走り回らせたりといった、比較的短時間で十分な運動量がまかなえます。けれど、食糧摂取量は監視する必要があります。食欲が旺盛で、すぐに太りすぎてしまいます。
 この犬種の保護するような硬い毛並は維持するのが簡単ですが、柔らかい部分は時々ブラッシングしてあげましょう。

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Irish Wolfhound

毛質: 硬くてごわごわ。長くてごわついた毛は目の周りやあごの下に生える。色は灰色のブリンドル、赤、黒、茶褐色、白。

 親犬は大きいのにびっくりするくらい小さく(出生時は21-30オンス)生まれる子犬は、成長が早く、1ヶ月で3.5㎏になり、2ヶ月で3倍、さらに1ヶ月でまた倍になります。この驚くべき成長はゆるやかになり、6ヶ月で40㎏になりますが、完全に成長するには3年かかります。また、灰色の顔は2ヶ月ほどで黒くなり、体の色は明るくなります。
 アイルランドの国民犬であるアイリッシュ・ウルフハウンドは、セントバーナードほどは重くはないけれど、世界でも最も背が高い犬種です。先祖は牛を守ったり、オオカミや鹿を狩ったりするために利用されていましたが、18世紀にエメラルド島でオオカミが絶滅すると人気が低迷し、自身も絶滅したような状態になりました。
 けれど、スコティッシュ・ディアハウンド、ボルゾイ、グレート‐デーン、グレート・ピレニーズ、チベタン・マスティフを他の犬種と交配することによって、スコットランドのジョージ・グラハムが近代のアイリッシュ・ウルフハウンドを誕生させ、だんだんと大きくなり続けています。
 大型犬を飼うという大変さが手伝って、その人気は爆発的とまでにはなっていませんが、その威厳ある堂々とした外観はたくさんの人々を魅了しています。
その堂々とした風貌も1年ぐらいまでは穏やかですが、1年を過ぎると鎖をつけての毎日の運動が欠かせません。長めの散歩などをさせて足を十分動かす機会を与えてあげましょう。
屋内でものびのびできる十分なスペースと、柔らかい寝床を用意し、窮屈な思いをさせないようにしなければなりません。硬い場所などに寝かせ続けると、皮膚が硬くなってタコができてしまうこともあるので注意が必要です。
 毛並の手入れは少ないですが、抜け毛をとるために頻繁にブラッシングをしてあげましょう。毛並はごわごわで硬く、柔らかい部分は節ができやすいです。

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Dachshund

毛質: 滑らかで長く、硬い。色は赤、マホガニーレッド、黒と茶褐色、チョコレートと茶褐色、まだら、トラ、ブリンドル。ワイヤーヘアードの色で許可できるのはイノシシとごま塩。

 子犬は一般的に均整がとれていて、3-4週間ほどでホットドッグやソーセージのような形をした長い体つきになります。漫画で描かれたおかげで、この犬種は『ホットドッグ』や『ソーセージハウンド』というニックネームがつきました。毛の色は2ヶ月ほどで変わり、黒と茶褐色はそのままですが、赤毛は明るくなったり、クリーム色は金や赤に変わったりすることがあります。
 嗅覚が鋭いので元々はアナグマの猟のために飼われていて(名前はドイツ語でアナグマ狩猟犬の意味)、ミニチュアタイプは巣穴から飛び出したウサギを狩るために誕生しました。生まれ故郷では、Zwerg Teckelと呼ばれています。
 毛足の長いダックスフンドはスパニエルとの異種交配で生まれ、シュナウザーとテリアは他のダックスフンドと交配し、ワイアーヘアードタイプが誕生しました。この犬種の黄金比率は2:1で、体長は型までの高さの2倍が理想です。
 また、一般的に陽気で愛嬌があり、少しわがままです。体は小さいですが、とても勇敢です。また、意外に声は低くて大きく、よく吼えるので、訓練が必要です。また、静かにさせておくことと、窓やドアには近づかないようにすることで、外の動きに対して吼えにくくなります。
 さらに、その大きさにも関わらず、かなりの運動が必要で、動くものを追いかけたり、穴を掘ったりすることが好きなので、行動を監視する必要があります。また、自分の排泄物でも見境なく食べてしまうので、生活エリアは食べ物や小さいものをきれいにどかしておきましょう。
スムースタイプには最低限のグルーミングをしてあげましょう。ロングタイプには、週に1~2回のブラッシングまたはコーミングをしてあげ、必要に応じてトリミングをしましょう。 ワイヤータイプは、週に1回程度ブラッシングかコーミングをし、必要に応じてトリミングするとよいでしょう。年に2回はストリッピング(手で毛を抜くこと)が必要です

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Borzoi

 この凛とした犬種は元々ロシアの森林地帯で狼狩りに利用されていた猟犬で、トロストイの著書『戦争と平和』に登場しています。ロシア革命前は、特権階級しかこの犬種を飼うことができず、その後、人気が低迷しましたが、ヨーロッパの他の場所で飼われ続けています。
 激しい運動が必要なので、時間とスペースが要求されます。また、静かで優しいけれど、他の犬種ほど熱意が見られない落ち着いた性質は、です。まるでマナーのよい犬の見本のような犬種です。
一歩外に出ると、まるで野生に帰ったように駆け回り、小動物を追いかけることもあります。独立心旺盛なしっかり者ですが、繊細な面も持ち合わせています。
 優雅に盛り上がった背部と深い胸板、長い脚で、遠くから駆けてくる姿は、小さなサラブレッドのようです。ほっそりとした体型は風の抵抗を受けにくいので、脚が速いです。美しくて優雅で、賢くて感覚が鋭い性質が、所有する楽しみをさらに高めてくれます。
基本的には室内犬として飼い、時々庭で自由に動き回らせてあげるというのが理想的です。
 毛づくろいには時間をかけなければならず、寒い気候や雪から体を守るのに必要だった長く、ウェーブがかった滑らかな毛並みは毎日ブラッシングが欠かせません。

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Beagle

毛質: 短くて滑らかで、硬くて濃い。色は白と黒と茶褐色。白とレモンは許容。

 うれしいときには、耳をパタパタさせたり、尻尾をプロペラのように振り回したりします。出生時は小さくて真っ黒な毛玉のようですが、数週間でアメリカでももっとも人気のある猟犬の色に変わります。
 名前の由来は確かではありませんが、ゲール語で「小さい」を意味するbeagが変化したものか、フランス語がルーツだと言われています。パック犬で最も小さく、鋭い嗅覚を生かして獲物を追跡し、ハイピッチに吼えてハンターに警告をします。ペットにするにはこの特徴は面倒に思われるので、吼えすぎないように訓練することが大切です。
 また、独立心が強く、元気で目立ちたがりだけれども、遊びや探検にいつでも喜んで参加するので、子供の遊び相手にも適しています。かといって、特別フレンドリーというわけではありません。
食欲旺盛なので、食糧摂取量を監視し、スヌーピーのようなお腹にならないようにしましょう。毎日適度な運動が必要です。長めの散歩に、飛んだり跳ねたりといった運動を取り入れて、足の伸縮運動をさせるとよいでしょう。
温かく、清潔な犬小屋さえあれば、屋外犬として飼育しても問題ありません。ただし、社交的な犬なので人間や他の犬との交流が大切です。家の中で過ごす時間と外で過ごす時間をきちんと分けて作ってあげることをおすすめします。
 短い毛はあまり生え変わらず、手入れがしやすいですが、垂れ下がった耳は定期的にきれいにしてあげましょう。

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Basset Hound

毛質: 短くて滑らか。色は白と黒、黄褐色、黄褐色と白、黒と黄褐色、銀灰色の模様。その他の色も許容。

子犬は短い脚とだぶだぶした毛並み、垂れ下がった耳(つまづくことがある)と眠そうな眼が不恰好に見えることがありますが、嫌いにはなれません。また、早熟に見えるかもしれませんが、他の犬種よりも成長は遅く、早い時期に母犬から離した方がいいでしょう。
 フランス語で『短い』もしくは『低い』を意味するbasから由来した名前で、臭いを追ったり、小動物を追跡したりしますが、運動量が少ないけれど、忍耐力は抜群です。
胴長短足の体型で速く走れないため、猟師たちはバセット・ハウンドの後を歩いて追いかけながら狩りをすることができました。
 悲しげで、やる気のなさそうな外見にも関わらず、優しく、穏やかな性質で、社交性があり、孤独を嫌います。何か興味のあるものの匂いをかぎつけたら、その匂いがとだえてしまうまで追跡してしまう、などといった少し頑固な面もあるので慎重に訓練することが大切です。
 のんびりした性格とはいっても、適度の運動は欠かせません。ゆったりと自分のペースで探索することを好みます。
被毛の手入れにはあまり手をかけなくても大丈夫ですが、耳は通気性がよくないので、内部をきれいにしてあげましょう。垂れ下がった形なので、散歩後は外側もきれいにしましょう。また、餌入れと水差しは高い位置にして、口の周りやしわの間を清潔に保つように心がけた方がいいです。

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Basenji

毛質: 短くて滑らか。色は赤茶色、黒茶色、喉、胸、脚、尻尾に白の模様は許容。

 生まれたときは、成犬よりもしわくちゃです。
 吼えないことで有名で(他の犬を真似て吼えることもありますが、遠吠えや無駄な吼え方はしません)、古代エジプトまでさかのぼる最も原始的な犬です。名前は『やぶの中の小さな生き物』というスワヒリ語、出生地の地方名であるm’bwa m’kubwa m’bwa wanwitu(飛び跳ねる犬)から名づけられました。『森の犬』として知られ、1800年代終わりにヨーロッパに戻りましたが、数十年後に免疫を持っていなかったためにジステンパーで命を落とすものが多く、実験的にワクチン接種を試みています。
 自国では、木製のベルを付けて追跡できるようになっていて、鋭い嗅覚と視覚を活用して、回収者およびポインターとして狩猟を行なっています。また、滅多に吼えることはありませんが、表情やボディランゲージ、音で雄弁にコミュニケーションを取ります。
 子犬の頃は遊び好きで、成犬になると頻繁に運動を楽しみますが、特にフレンドリーということはなく、ペットには向いていません。散歩のときには、飼い主とは距離をおいて歩きます。『猫と犬の性質を兼ね備えています』とある飼い主は指摘しています。
 この犬は慎重に自分で毛づくろいをします。ある飼い主は『この犬種は他の犬の糞には近寄らず、嫌々またいでいます。うっかり踏んでしまったら、脚を振って落とそうとします。しばらくは気持ちが落ち着かないです』と言っています。また、濡れるのも嫌いです。
とても活発な犬なので、毎日心身を刺激するような運動が必要です。長めの散歩の後に、頭を使ったゲームをしたり、足場のよいところで自由に遊ばせましょう。暖かい地方なら屋外犬として飼う事もできますが、できれば室内犬として飼う方がよいでしょう。
被毛の手入れとしては、たまにブラッシングをして、抜け毛を取るぐらいで十分です。

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