ブリーディング・その50=遺伝性疾患:瞳孔膜遺残症

胎児期には、瞳孔は薄い瞳孔膜で覆われていますが、この瞳孔膜は胎児特有のものであって、 誕生前に吸収されます

瞳孔膜遺残症とは、生後の開眼時になっても、瞳孔膜が完全に吸収されず、眼球内にくもの巣のような線維状構造物が残ってしまう病気です

多くの場合、特に症状がなく、生活に問題が生じることはありませんが、残ってしまった構造物の位置や数、期間などによって角膜内皮に異常が起こって浮腫を生ずることもあります

また、水疱性角膜炎や白内障を引き起こしたりして、最悪の場合は失明することもあります

原因としては遺伝が有力で、遺伝性または家族性の素因をもつと考えられています

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