ブリーディング・その46=遺伝性疾患:チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)

チェリーアイは、第三眼瞼腺という涙を作る役割をもつ腺組織が、瞬膜の外側に飛び出し、炎症を起こして赤く、丸く腫れ上がる病気で、別名「第三眼瞼腺逸脱」とも呼ばれています

炎症を起こして赤く腫れたようになることから、果物のサクランボに似ている所から「チェリーアイ」と呼ばれています

また、この部分が目の結膜や角膜を刺激し、結膜炎や角膜炎が起こることもあります

第三眼瞼腺は、結合組織によって眼窩骨膜(がんかこつまく:目の周りにある骨の膜)にしっかりとつなぎとめられていますが、先天的にこの第三眼瞼腺と骨膜とをつなぎとめる力が弱くなっていたり、無かったりした場合は、チェリーアイを発症しやすくなります

また、先天的な原因だけでなく、目やその周囲に外傷を負ったときや目の奥に腫瘍があった場合などにもチェリーアイを起こすことがあります

治療方法は、飛び出している第三眼瞼腺をできるだけ元に戻すような治療が行われます 飛び出している部分が小さければ、抗炎症薬の点眼などが行われますが、飛び出した部分が大きい場合や、小さくても再発をくり返す場合などは、外科手術が行われます

チェリーアイは、遺伝性がとても高い病気なので、予防するのは大変難しいのが現状です こまめに観察し、早期発見・早期治療がすすめられます

Top! Created by Dream-Theme — premium wordpress themes.