ブリーディング・その12=メンデルの法則のまとめ

今回はメンデルの法則を簡単かつ簡潔にまとめてみます

通常の生物は2個で一組(一対)の遺伝子を持っています。

子は両親から1個ずつの遺伝子を受け継ぎ、一対とします

両親から受け継いだ遺伝子が異なる場合、どちらか一方の遺伝子に含まれた情報の形質が現れ、もう片方の形質は現れません

この現れてきた方の情報を持った遺伝子型を優性といい、現れてこなかった方の遺伝子型を劣性といいます

小型犬に最も多いとされる遺伝性疾患の一つである「膝蓋骨脱臼(通称:パテラ)」の遺伝子を、不幸にも両親からもらった1組の遺伝子のうち片方に含まれていた場合、これが劣性遺伝子だったら発病はしません

これが、両方とも病気の遺伝子だった場合は、発病するリスクがかなり高くなります

1組の遺伝子が同じだった場合を「ホモ」といい、異なる場合を「ヘテロ」と呼んでいます

前述した3回の「メンデルの法則」の例題としてあげた遺伝子型で、
RR=R遺伝子を優性ホモで持つ
rr=R遺伝子を劣勢ホモで持つ
Rr=R遺伝子をヘトロで持つ
と、表現されます

近親交配のリスクが高いのは、通常より同じ形質の遺伝子を多く持っているため、悪い劣性遺伝子がホモ化する組み合わせが格段に増えることが原因と考えられています

よって、近親繁殖ならどのようなかたちの近親交配でもよいかというとそうではありません

あくまでも優良形態を持つ優秀な個体(台)でなくては意味はありません。

ライン(系統)に、アウトブリードを取り入れ、遺伝子の活性化を行うことによって、ラインに健康な遺伝子を持つ犬を誕生させることが、近親繁殖の成功にはかかせないことかもしれません

 

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