ブリーディング・その9=メンデルの遺伝法則・第一法則

今日から、遺伝の本題でもあります「メンデルの遺伝法則」を3回に分けて説明をしていきます

メンデルの法則には第一法則、第二法則、第三法則があります

第一の法則は優劣の法則と呼ばれ、第二は分離の法則、第三は独立の法則と言われています

今日は、第一の法則である優劣の法則のお話をさせていただきます

優劣(ゆうれつ)の法則

ある特徴に影響する遺伝子を遺伝子型という表現をします

ここで、わかりやすくするために、トイプードルの毛色を例にとって、話を進めていきますが、あくまでもわかりやすくするための仮定の話です
アプリコットの毛色をもつ遺伝子が劣勢型というわけではありません

「R」という毛色が「レッド」になる遺伝子、「r」という毛色が「アプリコット」になる遺伝子があった場合、牡と牝からからひとつずつ受け継ぐので、その子は「RR」、「Rr」、「rR」、「rr」といった四つの遺伝子型が考えられます

実際の繁殖に当てはめてみましょう

「RR」という遺伝子型を持ったレッドの牡と、「rr」という遺伝子型を持ったアプリコットの牝を交配させたとします

このトイプードルの精子「R」と卵子「rr」が受精すると「Rr」という遺伝子型を持った子供がが誕生します

「R」=レッドという遺伝子と「r」=アプリコット、この毛色が違う遺伝子を二つ受けた子供の毛色はどうなるでしょうか?

もし「R」の遺伝子が優性遺伝子であれば、子供の毛色はレッドになります

そして、もうひとつの「r」は遺伝子として受け継がれていても、優性遺伝子「R」によって、その遺伝子情報は抑えられてしまいます

この「r」の遺伝子を劣性遺伝子と呼び、現象を「劣性の法則」といいます

言葉では、優性・劣性と呼ばれるので、劣性遺伝子が優性遺伝子より劣っている遺伝子のようにとられそうですが、決してそのような意味ではありません

通常、優性遺伝子は英字大文字で、劣性遺伝子は英字小文字で表されます

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