アトピー性皮膚炎とは、アトピー素因を持つ犬に見られるアレルギー性皮膚炎(かゆみをともなった湿性皮膚炎)のことです アトピー素因とは、アレルゲンに対して働く免疫グロブリン(IgE)が遺伝的に産生しやすい傾向を持つことをいい […]
カテゴリー: 血統
睫毛重生症とは、犬の睫毛の異常で、人間で言う「さかさまつげ」の状態でさします 別名、睫毛乱性症(しょうもうらんせいしょう)とも呼ばれています 睫毛重生症の原因は、遺伝に関わるといわれており、トイプードルは特に睫毛重生症に […]
先天性門脈体循環シャントとは、先天性の異常血管であり、門脈系と全身性静脈系との間に短絡血管が生じ、異常な交通路が形成された状態になります 胃腸菅からの静脈血が肝臓を経由せず直接体循環に流入するため、必要な栄養素が肝臓に供 […]
流涙症(涙やけ)は、字のごとく涙が多く流れてそのあとがヤケてしまうことです 原因は涙管閉塞症にあります 涙管閉塞とは、涙を排出する器官の欠陥や鼻流管が細かったりつまってして涙が鼻の穴に流れないで目から溢れ出てしまうことに […]
白内障には、先天性のものと後天性のものがあります 後天性白内障のほとんどは加齢に伴って発症する「加齢性白内障」です それ以外で考えられるものには、外傷や糖尿病、水晶体の眼の病気があります ここで説明する先天性には、生まれ […]
軟骨形成不全は、先天的な軟骨の形成不全の遺伝的体質(素因)を持ったトイ・プードルやミニチュア・プードルに見られる疾患で、長骨の軟骨が石灰化するために異常に短い足になるのが特徴です この病気にかかった犬のほとんどが苦痛を感 […]
フォン・ウィルブランド病(vWD)は、血液が固まる時に必要となるフォン・ウィルブランド因子(vWF)と呼ばれる血漿タンパクの不足によって引き起こされる病気です 発症すると、出血しやすくて止血しにくいという命に関わる病気で […]
レッグ・ペルテス病は、若年齢の小型犬種で多く見られる大腿骨頭や大腿骨頸への血行が阻害され骨折や崩壊を起こす病気です 血流阻害の原因については、現在のところ統一見解はなく、遺伝性が関連している可能性が高いとされています レ […]
てんかんは、脳を形成している神経細胞(ニューロン)に異常が起きて発症する脳の病気です 脳の障害(脳腫瘍、水頭症、脳炎など)によって痙攣を起こす「症候性てんかん」と検査をしても何ら構造的な異常を認められない「特発性てんかん […]
小型犬に最も多いとされる遺伝性疾患の一つで、遺伝性(先天性)と後天性に分けられます ここでは、遺伝性(先天性)のみの説明となります 簡単に後天性の説明をすると、後天的要素の原因として挙げられるのが、事故や普段の生活・肥満 […]